時計の針を巻き戻すと、2人の家庭を根底から揺るがしたのは、2021年7月に週刊文春が報じた鈴木達央の不倫騒動でした。報道によると、鈴木達央は都内の音楽スタジオに勤務する20代の女性ファン・A子さんと密会を重ね、あろうことか妻であるLiSAがライブツアーで家を空けている留守中、夫婦の新居である自宅マンションに招き入れていたことが決定打となりました。
さらに世間の猛反発を招いたのが、当時未公開だったアニメ関連の未発表音源をA子さんに聴かせていたというコンプライアンス違反疑惑です。声優業界および制作関係者からの信頼を失墜させたこのスキャンダルは、単なる私生活の不始末にとどまらず、プロフェッショナルとしての資質を問われる大炎上へと発展しました。
そして事態は、報道直後に最悪の展開を迎えます。鈴木達央は猛烈な社会的バッシングと自己嫌悪から都内ホテル等で服薬による自殺未遂を図り、救急搬送されて集中治療室(ICU)に収容。人工呼吸器が装着されるほどの重篤な状態に陥りました。この未曾有の事態を受け、妻のLiSAも激しい心身の疲弊から静養が必要となり、2021年8月に夫婦揃っての活動休止という極限状態に追い込まれたのです。