アニメ版『アラジン』(1992年)でジーニーの声を担当したのは、故ロビン・ウィリアムズ氏です。彼のアドリブ満載の演技は、アニメーション制作の現場をも混乱させるほどでした。関係者の証言によると、収録スタジオには膨大な数のテイクが残され、その多くが脚本にはなかった即興だったといいます。
ウィル・スミス版の実写映画(2019年)では、当初「ロビン・ウィリアムズの代わりは務まらない」という批判がSNS上で飛び交いました。しかし、公開後に評価は一変。ウィル・スミス独自のヒップホップ的リズム感と、ラップを交えた「フレンド・ライク・ミー」の再解釈が高く評価されました。
日本語吹き替え版では、アニメ版・実写版ともに山寺宏一がジーニーを演じています。山寺氏はインタビューで「ロビンのアドリブを日本語でどう表現するかに苦労した」と語っており、その苦労が結実した名演は日本のファンからも高く評価されています。