大学時代のカズレーザーを語る上で欠かせないのが、同志社大学のサークル「喜劇研究会(落語研究会)」での活動です。彼が当時名乗っていた高座名は「二階堂赤紫(にかいどう あかむらさき)」。この時点で既に自身のパーソナルカラーである「赤」と「紫」を意識した独特のセンスを発揮していました。
驚くべきことに、この落研時代に苦楽を共にした相方が、後に「さらば青春の光」として大ブレイクを果たす東ブクロ(本名:東口宜隆)でした。2人は大学時代に「フルハウス」というお笑いコンビを結成し、学生お笑い界で暴れ回っていたのです。
当時の特番インタビューや回顧録によると、ネタ作りは主にカズレーザーが担当し、シュールで知的なボケを連発するスタイルを展開していました。大学お笑いのコンテストや『M-1グランプリ』の予選にも果敢に出場し、アマチュアながらプロのスカウト陣の目に留まるほどの完成度を誇っていました。当時を知る関係者は「東口(東ブクロ)のキレのあるツッコミと、金子(カズレーザー)の異次元のボケは学生芸人の中で群を抜いていた」と語っています。
大学卒業を機に東ブクロが松竹芸能の養成所へ進むことになり、フルハウスは惜しまれつつ解散を迎えますが、2026年代以降もバラエティ番組で共演した際には互いの才能を認め合う親密な掛け合いを見せており、同志社が生んだ奇跡のコンビとしてファンの間で語り継がれています。