ビールだけじゃない!プリン体の多い食品一覧と痛風を防ぐ食事の新常識に関する注目トピックを速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。
食事管理を行う上で基準となるのが、公益財団法人痛風・尿酸財団が公表している測定データです。ガイドラインでは、高尿酸血症および痛風の食事療法において「プリン体の1日摂取量を400mg以下」に抑えることが推奨されています。100gあたりの含有量が200mgを超えるものは「高プリン体食品」、300mgを超えるものは「極めて多い食品」に分類されます。
食材・項目プリン体測定値(100gあたり)警戒レベル・摂取基準編集部の見解・注意点煮干し・かつお節490mg〜746mg極めて危険(特級警戒)ラーメンの濃厚魚介スープや出汁の完飲は一発で摂取上限を突破する。鶏レバー・あんこう肝312mg〜399mg極めて危険(300mg超)焼き鳥2本分程度で1日の上限値近くに達するため、連日の摂取は厳禁。タラ白子・マイワシ干物250mg〜305mg厳重注意(200mg超)細胞分裂が盛んな生殖巣や水分が抜けた青魚の干物は凝縮度が高い。牛・豚レバー219mg〜284mg警戒(200mg超)鉄分補給として優れるが、尿酸値管理中は小分けにして頻度を減らすべき。イクラ・数の子15mg〜22mg安全圏(50mg以下)「魚卵=痛風」は代表的な誤解。コレステロールはあるがプリン体は極小。鶏卵・牛乳・チーズ0.0mg〜5.7mg極めて安全(ほぼゼロ)良質なたんぱく質補給源として最適。乳製品には尿酸排泄作用も存在。
上の表が示すように、レバーや白子のプリン体測定値は飛び抜けて高く、居酒屋で「レバ刺し風の低温調理レバー」や「白子ポン酢」を1皿食べるだけで、1日の推奨上限である400mgの大部分を消費してしまいます。一方、ネット上で悪者にされがちなイクラや数の子は、1粒が1つの巨大な細胞であるため細胞核の密度が低く、プリン体自体は極めて少量です。イメージ先行で食材を判断するのではなく、正確な生化学データに基づいた食材選びが求められます。