民放各局の看板番組を支えた堀尾アナですが、2010年代後半からレギュラー番組の終了や降板が相次ぎました。特に視聴者の関心を集めたのが、夕方の報道戦争を戦い抜いた堀尾正明のNスタ降板理由です。2010年春の番組スタートから7年間にわたり初代メインキャスターを務めましたが、2017年3月末をもって惜しまれつつ勇退しました。
当時、一部で健康不安や制作陣との確執といった憶測が飛び交ったものの、TBS局関係者の証言や当時の番組編成データから判明した真相は「番組全体の若返り戦略」でした。同時間帯で競合する日本テレビ『news every.』がファミリー層・コア層を取り込んで視聴率首位を独走する中、TBSは報道の刷新を決断。当時30代半ばだった井上貴博アナウンサーをメインに据える世代交代を断行したというのが客観的な事実です。
さらに日曜午前の顔として定着していた堀尾正明の『誰だって波瀾爆笑』も、2008年秋の開始から約11年半にわたる長寿の末、2026年3月に番組の歴史へ幕を下ろしました。こちらも視聴率の趨勢と局側の若年層ターゲットシフトに伴う改編であり、堀尾アナ個人の過失による降板ではありませんでした。しかし、相次ぐ大型レギュラーの終了が、世間に「テレビから姿を消した」という印象を与える引き金となったことは否めません。