葬儀を執り行うにあたり、最もトラブルや不安の種になりやすいのが費用面です。冠婚葬祭大手のベルコが提示する葬儀プランは、火葬のみを行う「直葬・火葬式」、通夜を行わない「一日葬」、親族中心の「家族葬」、そして伝統的な「一般葬」まで多岐にわたります。
ベルコの会員制度(互助会)に加入している場合、祭壇費用や基本装具が会員特別価格で提供されるため、初期パッケージの提示額は非常にリーズナブルに見えます。しかし、葬儀費用は「基本プラン料金」だけで完結するわけではありません。実際には、通夜振る舞いや精進落としなどの飲食接待費、会葬礼状や返礼品代、寝台車・霊柩車の移動費用、さらには宗教者(寺院・僧侶)へのお布施が合算されます。
経済産業省の特定サービス産業動態統計などを参照しても、冠婚葬祭互助会大手の設備型ホールは、格安ネット専業業者と比較して基本設計が重厚である分、中間〜上位プランでの満足度が高くなる構造を持っています。価格の安さだけを追求するのではなく、「提示された見積もりに何が含まれ、何が含まれていないのか」を項目別に仕分けすることが、想定外の追加出費を防ぐ防壁となります。