当時、ネット掲示板やSNSが台頭し始めた時代において、2人の熱愛は世間からどのように受け止められていたのでしょうか。当時の週刊誌追跡班やテレビ局関係者の証言を振り返ると、2人のパブリックイメージと私生活のギャップに対する注目度が極めて高かったことがわかります。
相武紗季は当時「CM女王」として君臨し、清潔感と健康的な明るさで老若男女から愛される存在でした。一方の長瀬智也は、TOKIOのメインボーカルとして圧倒的な華を持ちながら、バイクやストリートカルチャーを愛する無頼派の男らしさが魅力でした。一見すると水と油のようにも思える組み合わせでしたが、現場での目撃談は驚くほど穏やかなものでした。
「長瀬さんは彼女の前ではスターのオーラを消し、実に細やかに気遣っていました。一方の相武さんも、長瀬さんの多趣味で少年のような一面を温かく見守っていた。しかし、長瀬さんの歴代彼女である浜崎あゆみさんの強烈な影と、常にメディアに追われ続ける重圧は、若かった相武さんにとって想像以上の負担だったはずです」(芸能デスク記者)
公の場のインタビューで見せる相武の表情には、交際後期になると時折翳りが見えることもあり、ファンの間でも「本当に結婚できるのか」「相武ちゃんが無理をしているのではないか」と心配する声が上がっていました。2人が選んだ別れは、決して感情的な衝突ではなく、お互いの未来を尊重した結果としての「苦渋の決断」だったことが窺えます。