NHK退職後、近江友里恵氏は2026年4月1日付で三井不動産に中途入社を果たしました。アナウンサー出身者が一般企業の総合職、しかも日本を代表する大手デベロッパーへ転職する事例は極めて異例であり、経済界・メディア界の双方に大きな衝撃を与えました。
入社後の彼女は、開発推進本部や商業施設関連の部署、地域共創に関わるプロジェクト推進チームなどに配属され、「人が集まり、憩う空間づくり」の現場実務に従事してきました。単なる広報塔としての採用ではなく、企画書の作成、自治体やテナントとの折衝、現場のオペレーション構築まで、一人のビジネスパーソンとして泥臭く実務をこなしている姿が社内外で伝えられています。
時には三井不動産が関与するまちづくりイベントや地域活性化シンポジウムなどの公の場に、一社員・ディレクターとして登壇することもあります。そこにあるのは、かつての女子アナという華飾ではなく、都市空間と人の関係性を論理的かつ情熱的に語るプロフェッショナルとしての姿です。現場スタッフからも「物腰が非常に柔らかく、周囲の意見を丁寧に吸い上げる傾聴力はアナウンサー時代そのままで、チームの推進力が非常に高い」と厚い信頼を集めています。