大手美容プラットフォームやSNS(X、知恵袋など)を検証すると、多くの生活者が雨天時の紫外線対策に迷い、そして失敗している実態が如実に現れています。
「雨の日まで日焼け止めを顔に塗りたくるのは肌が呼吸できない気がして嫌だ」「雨で濡れるから塗っても無意味だと思ってすっぴんで外出していた」といった投稿は枚挙にいとまがありません。中には「20代の頃、天候が悪い日は一切UVケアをせずに通勤を続けていたところ、30代半ばを境に右側の頬だけ細かなシミとたるみが多発した」という、窓際通勤・悪天候ノーガード派の切実な後悔の手記も散見されます。
臨床の現場に立つ皮膚科専門医の知見でも、この傾向は一致しています。都内の美容皮膚科外来を担当する医師の証言によると、「患者の肌診断機(VISIAなど)を撮影すると、屋外レジャーを好まないにもかかわらず、隠れジミや真皮の菲薄化が著しい層が存在する。その問診票を精査すると、判で押したように『雨や曇りの日は日焼け止めを塗っていなかった』という共通点が浮かび上がる」といいます。
日常の小さな油断の積み重ねが、5年後、10年後の肌年齢に決定的な格差を生み出す要因となっている現実は、もはや否定できません。