デリケートな胃腸を持つ愛犬のためにフードを選定する際、パッケージのキャッチコピーだけで判断するのは危険です。原材料表記と保証成分値を論理的にチェックする「3つの選定基準」を確立する必要があります。
第一の基準は、粗脂質が10%〜14%前後の低〜中脂質設計であることです。胃腸の負担を最小限に抑えつつ、皮膚や被毛の健康維持に必要な必須脂肪酸(オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸)がEPA・DHAの形で適正バランスで配合されているかを確認します。
第二の基準は、単一動物性タンパク源(シングルプロテイン)または加水分解タンパク質の採用です。原材料に「チキン」「ラム」「サーモン」など特定の生肉・生魚が1種類のみ明記され、アレルギーリスクを最小限に抑えた設計が求められます。穀物アレルギーが疑われるケースでは、犬食物アレルギーグレインフリー(穀物不使用)設計が消化負担を和らげる有効な選択肢となります。
第三の基準は、機能性食物繊維とプロバイオティクス・プレバイオティクスの共存(シンバイオティクス)です。ビートパルプのような不溶性繊維だけでなく、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、犬腸内環境改善乳酸菌配合の処方が、便の硬度を安定させ善玉菌を育てます。