つかまり立ち練習は本当に必要?理学療法士が明かす発達目安と安全策

つかまり立ち練習は本当に必要?理学療法士が明かす発達目安と安全策

つかまり立ち練習は本当に必要?理学療法士が明かす発達目安と安全策に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

Q1:赤ちゃんがつかまり立ちから降りられず泣いてしまいます。どう教えればいいですか?
A1:立位から座る動作は、立つこと以上に高度な筋肉のコントロール(エキセントリック収縮)が必要です。泣いている時は無理に手を引っ張るのではなく、親が赤ちゃんの膝裏や骨盤を優しく後ろに引き、お尻をストンと床に落とす感覚を「お尻ペッタンしようね」と声をかけながら身体で覚えさせてあげましょう。

Q2:歩行器を使って練習させるのは運動発達に良い影響がありますか?
A2:日本小児科学会や各国の小児医療機関では、歩行器の使用について慎重な見解が示されています。歩行器に乗るとつま先だけで蹴って移動する変則的な歩行パターンが身につきやすく、段差からの転落事故リスクも高まるため、自然な筋力発達を促す目的での積極的な使用は推奨されていません。

Q3:つかまり立ちができるようになったら、すぐに靴を用意すべきですか?
A3:室内でのつかまり立ちやつたい歩きの段階では、足裏全体の皮膚感覚や足指で床をつかむセンサー機能を育てるため、裸足が最も理想的です。ファーストシューズを本格的に検討するのは、屋外で自力で10歩以上安定して歩けるようになってからで十分です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。