かつては、怪しい実行ファイル(.exeなど)を開かなければウイルスに感染しないというのが常識だった。だが、技術の進歩は悪意ある側にも恩恵をもたらしている。現在確認されている手口では、一見普通の画像ファイルに見えるGIFデータの中に、不正なコードを埋め込む技術(ステガノグラフィー)が悪用されている。
ユーザーがブラウザで画像を表示した瞬間、あるいはローカルに保存した時点で、バックグラウンドで不正なスクリプトが実行される。デバイスの動作が重くなったり、カメラが勝手に起動したりする被害が報告されており、その手口は巧妙さを増す一方だ。