芸能界における創価学会員の存在を語る上で欠かせないのが、1969年(昭和44年)に結成された文化・芸術分野の信者組織である「芸術部」です。音楽家、俳優、タレント、舞踊家、伝統芸能の演者などが所属し、組織内での激励会や地域イベントでのパフォーマンスなどを行っています。
ネット上には膨大な数の「信者一覧」が出回っていますが、ジャーナリズムの視点から信頼に足る情報は「本人が自著やインタビューで信仰を公言している」「聖教新聞などの公式媒体で信仰体験を語っている」という明確なエビデンスが存在するものに限られます。
公に信仰を語っている代表的な著名人としては、お笑いタレントの久本雅美や柴田理恵、歌手の山本リンダ、女優の岸本加世子などが知られています。彼女たちは自身のブレイク前の極貧生活や重い病気、下積み時代の挫折を信仰によって乗り越えた体験を、聖教新聞の手記や学会員向けの体験談発表(体験主張)で率直に語ってきました。また、ロックミュージシャンの高橋ジョージや、タレントの研ナオコなども紙面に登場し、自らの人生訓や芸術活動への向き合い方を述べています。
さらに近年では、親の世代から信仰を受け継いだ「学会員2世・3世芸能人」の存在も自然な形で語られるようになりました。幼少期から座談会などのコミュニティに親しんできた世代にとっては、特別な入会動機というよりも生活習慣や人生観の基盤として信仰が存在しているケースが一般的です。