窓口で想定外の時間ロスを生む最大の要因は、手続き上の「盲点」にある。現場で最も頻発しているのが、本人確認書類の不備だ。マイナンバーカードや運転免許証など、顔写真付きの公的証明書を持参しなかったために手続きが進まず、出直しになるケースが後を絶たない。
2つ目の盲点は、代理人申請における委任状のトラブルである。家族であっても世帯が異なる場合は委任状が必要となり、記載漏れがあると受け付けられない。3つ目は、マイナンバーカードの暗証番号ロックだ。パスワードを複数回間違えてロックがかかると、その解除手続きだけで窓口の長蛇の列に並び直すハメになる。事前の確認と暗証番号の控えを持参することが、余計な待ち時間を防ぐ鉄則だ。