では、家庭で今すぐ実践できる具体的な防護策とは何か。まず基本となるのが、市販のフィルターの小まめな水洗いと完全乾燥だ。しかし、熱交換器の奥深くやファンにこびりついたカビは、家庭用スプレー掃除だけでは根絶できないばかりか、故障や火災の原因にもなりかねない。
ここで頼りになるのが、専門知識を持つハウスクリーニング業による高圧洗浄メンテナンスである。プロの手による化学洗浄と専用薬剤での防カビコーティングは、内部の細菌固体を根本から除去する強力な手段となる。運転終了後に30分〜1時間の送風運転を行い、内部を乾燥させる日常の小さな工夫だけでも、カビの発生速度を大幅に抑えることが可能だ。