エアコンの冷房が効かない?故障を疑う前の原因究明とプロ直伝の解決策

エアコンの冷房が効かない?故障を疑う前の原因究明とプロ直伝の解決策

エアコンの冷房が効かない?故障を疑う前の原因究明とプロ直伝の解決策について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

室内機から風邪邪のないぬるい風しか出ないとき、主犯はベランダや庭に鎮座する「室外機」にあるケースが目立ちます。エアコンの心臓部であるコンプレッサー(圧縮機)とファンモーターは室外機に集約されているためです。

室内機を冷房で稼働させてから数分後、室外機を観察してください。「ファンが全く回っていない」「ファンは回っているがブーンという重低音(コンプレッサーの作動音)がせず、カチッと乾いたリレー音がして数分で止まる」といった症状が見られる場合、室外機側のセーフティ機能が作動しています。

40℃に迫る酷暑日において多発するのが、直射日光による天板の過熱と熱ごもりです。室外機の周囲温度が43℃〜45℃を超えると、高圧カットと呼ばれる保護回路が作動し、コンプレッサーへの電力供給が遮断されます。その結果、室内機はただの「扇風機」へと成り下がります。

自力で可能な応急処置としては、まずエアコン専用ブレーカーを落として約3分間放置し、マイコンの誤検知をリセットする放電作業が有効です。さらに、室外機の天板や側面に直射日光が当たっている場合は、専用の遮熱日よけパネルを取り付けるか、数十センチ離した位置によしずを立てて日陰を作ります。ただし、室外機全体をシートで密閉してしまうと逆効果になるため、通風路の確保が必須条件です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。