長持ちする噛むおやつとして「鹿の角」も定番ですが、骨と角のどちらを与えるべきか悩む飼い主は少なくありません。両者の決定的な違いは「硬度」と「消化性」にあります。
鹿の角は骨以上に組織が硬く、人間の爪や角質に近い硬質なケラチン・リン酸カルシウムで構成されています。角は滅多に割れない反面、犬の歯にかかる負担が極めて大きく、動物病院で診察される歯折事故の原因第1位に挙がることも珍しくありません。対して鹿の骨は、角に比べれば適度な削れやすさがあり、微量ながらミネラル補給にも寄与します。安全性と歯への優しさを優先するのであれば、角よりも厚みを抑えた鹿の骨(あばら骨など)を選ぶのが賢明です。