7月7日は何の日?七夕だけじゃない驚きの記念日一覧と決定的な由来

7月7日は何の日?七夕だけじゃない驚きの記念日一覧と決定的な由来

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「なぜ七夕の日にそうめんを食べるのか?」「なぜカルピスは7月7日が誕生日なのか?」という疑問は、毎年この時期になると検索数が急上昇するテーマです。ここには、単なる企業の思いつきではなく、歴史的な必然性ともいえる明確なルーツが存在します。

そうめんの起源は古代中国の厄除け菓子「索餅(さくべい)」

全国乾麺協同組合連合会が1982年に7月7日を「そうめんの日」に制定した背景には、1000年以上の歴史的文献に基づく公式な根拠があります。

古代中国の伝説によると、帝の子が7月7日に亡くなって熱病を流行らせる悪霊(鬼神)となったため、その霊を鎮めるために好物だった小麦粉と米粉を練って縄状に編んだ菓子「索餅(さくべい)」を供えたところ、熱病が治まったと伝えられています。これが日本に伝来し、平安時代の法制書『延喜式』(927年編纂)には、宮中の七夕の儀式に「索餅」を供える規定が明確に記されています。

時代が下るにつれて、索餅は製造技術の向上とともに細長い麺状へと変化し、室町時代には「索麺(そうめん)」の名で文献に登場するようになりました。つまり、天の川の白糸に見立てるという視覚的イメージだけでなく、元来は「無病息災・熱病除けを祈る古代の衛生医療思想」が行事食の本質なのです。

天の川の群星から生まれたカルピスの「青と白の水玉」

アサヒ飲料の公式社史資料によると、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」が世に送り出されたのは、1919年(大正8年)7月7日でした。

創業者である三島海雲(みしま・かいうん)氏は、内モンゴルで出会った発酵乳をヒントに、日本人の体質改善と健康長寿を志して製品開発を行いました。発売日をあえて7月7日に設定したのは、短冊に夢を託す七夕の精神と、製品の清涼感が合致したためです。

さらに興味深いのは、トレードマークである水玉模様の変遷です。発売当時の包装紙は水玉ではなく、天の川の銀河(ミルキーウェイ)をイメージしたデザインでした。その後、1922年に「夜空に輝く満天の星々」を白と青の水玉で抽象化したパッケージが誕生し、一世紀を超えて愛される象徴的なビジュアルへと昇華しました。七夕の夜空そのものが、ブランドのDNAに組み込まれているのです。

「乾しいたけの日」が同日である機能的なシナジー

日本特用林産振興会が7月7日を「乾しいたけの日」と定めた理由には、「七」の文字を重ね合わせると星の形に見えることや、傘の形状が夜空に広がるイメージという情緒的な側面があります。しかし現場の食卓事情を検証すると、そうめんのつけ汁を作る際、最も旨味成分(グアニル酸)を凝縮して提供できるのが乾しいたけの戻し汁であるという、極めて合理的な調理科学の結びつきも見逃せません。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。