嵐という巨大なグループを率いていた頃、彼は決して前に出てメンバーを力で引っ張るタイプではなかった。「みんなが好きなようにやってくれればいい」。その温かく包み込むようなスタンスこそが、グループを長年にわたりトップに君臨させ続けた最大の原動力であったことは、今やエンタメ界の共通認識だ。
圧倒的なパフォーマンス力を持ちながら、カメラが回っていないところでは「普通の兄ちゃん」であり続けた。その絶妙な脱力感と裏表のない人柄が、共演者やスタッフ、そしてファンを魅了してやまなかったのだ。重圧から解放された現在の彼は、より肩の力が抜け、本来の自由でしなやかな精神を取り戻しているように見受けられる。