この場所が「アイドルの登竜門」であり「トップランナーの試金石」と呼ばれるのには明確な理由がある。秋元康がプロデュースを手掛ける大型グループから、SNS発のインディー系シンガーまで、多彩な顔ぶれがCDや楽曲のリリースイベントでこのステージに立ってきた。観客と演者の距離が驚くほど近く、視線が交差する瞬間の生々しさは他の大型スタジアムでは味わえない。
オープンエアの空間に響く生歌は、広場を通りかかった一般客の足をも止める。偶発的な出会いが新規ファンを生み出し、その場でCD即売コーナーへ直行する人の波ができる。これこそが、CD不況と言われて久しい音楽シーンにおいて、屋外フリーイベントが強固な訴求力を持ち続ける決定打となっている。