政権運営の最大の重石となっているのが、長期にわたり燻り続ける政治資金問題の経緯です。政治資金規正法の再改正や使途公開の厳格化が議論されつつも、国民感情との乖離は容易に埋まっていません。報道各社の世論調査によると、内閣支持率の推移は危険水域とされる20%台後半から30%台前半を推移しており、浮上のきっかけを掴めない膠着状態が続いています。
客観的な指標として、報道機関各社(NHK、読売、朝日、日経)の直近2年間の調査データ平均値と、政局の節目ごとの指標を構造化して比較検証します。
データが示す通り、支持率が3割台前半で膠着している背景には、「野党への政権交代に対する不安」と「現政権への強い不満」が均衡する、有権者の複雑なアンビバレンス(両価感情)が存在します。