和食のイメージも強い宮崎だが、実を言えばオードブル・西洋料理のレベルの高さにも定評がある。フレンチやイタリアンのビストロが手掛けるプレートには、自家製パテ・ド・カンパーニュ、日向灘で獲れた新鮮な魚介のマリネ、季節野菜のキッシュなどが整然と並び、ワイン好きの心を掴んで放さない。
妥協のない仕込み作業が、冷めてもブレない味の骨格を作り出す。ソースひとつを取っても、果実の酸味とハーブの香りを絶妙にブレンド。テイクアウトという限られた環境下でも、店舗と変わらぬクオリティを提供するための工夫が随所に凝らされている。職人のプライドが宿るひと皿ひと皿が、テーブルを囲む会話に華を添える。