日光観光の核となる日光東照宮の見どころといえば、500体以上の極彩色彫刻が施された国宝「陽明門」、平和の象徴である「眠り猫」、人間の生涯を暗示する「三猿」、そして薬師堂の「鳴龍」が代表格です。混雑を避けてじっくり鑑賞するなら、午前9時の開門直後か、団体ツアーが引き揚げる午後3時半以降のエントリーが鉄則となります。
一方、観光客の喧騒を離れて静寂と霊気を感じたい方におすすめなのが、地元でも高く評価される日光市の穴場スポットです。
- 憾満ヶ淵(かんまんがふち):大谷川の急流沿いに約70体の地蔵(並び地蔵・化け地蔵)が立ち並ぶ幽玄の地。行きと帰りで地蔵の数が合わないという伝説があり、木漏れ日と苔の絨毯が息を呑む美しさを見せます。
- 霧降高原 キスゲ平園地:天空へと続く1,445段の階段が象徴的な絶景地。6月下旬から7月中旬には数十万株のニッコウキスゲが黄色い絨毯のように咲き誇り、晴天時には関東平野を一望できます。
- 裏見の滝(うらみのたき):松尾芭蕉が句を詠んだ名瀑。かつては滝の裏側から眺められたことから名付けられました。マイナスイオンに満ちた渓谷美を静かに堪能できます。