2028年ロサンゼルス五輪に向けたポジション争いは、早くも熾烈を極めている。高校バレーや大学界から上がってきた20代前半の若手選手たちが、物怖じすることなく代表の定位置に挑みかかっているからだ。彼女たちに共通するのは、物心ついた頃から高速バレーの概念を身につけている点だ。
身長175cm前後でありながら、驚異的なジャンプ力とシャープなスイングスピードを持つウイングスパイカーや、緻密なトスワークと高い守備力を両立させる新世代セッターなど、多才なタレントが集結している。ベテラン勢の経験値と若手の爆発力が化学反応を起こし、チーム内のレギュラー争い自体が世界トップレベルの強度を帯びている。