音楽史の観点からも、この楽曲が果たした役割は絶大だった。それまでの彼女は、ナッシュビルの伝統に根ざしたカントリー・ポップの旗手。しかし、アルバム『レッド』(RED)の制作において、彼女は大きな賭けに出る。
ポップ界の巨匠マックス・マーティンとシェルバックを共同プロデューサーに迎えたことだ。ビルボードチャートを制覇してきたヒット職人たちの手によって、弾けるようなアコースティックギターと極太のベースラインが融合。ジャンルの壁を鮮やかに打ち破り、テイラー・スウィフトという存在を単なるカントリー歌手から、世界最高のポップ・スターへと押し上げた。