『Time to Say Goodbye』には、元となるオリジナルバージョンが存在します。1995年、イタリア最大の音楽祭「サンレモ音楽祭」でアンドレア・ボチェッリが発表したソロ楽曲『Con te partirò』です。
原曲は全編が美しいイタリア語で綴られており、クラシックの気品とカンツォーネ特有の情熱が融合した純粋なラヴソングでした。作詞を手掛けたルーチョ・クアトラント(Lucio Quarantotto)と作曲のフランチェスコ・サルトーリ(Francesco Sartori)は、目に見える風景を超越した「心の世界への旅立ち」を雄大に描き出しました。
その後、世界的ソプラノ歌手であるサラ・ブライトマンがこの曲に魅了され、世界展開を視野に英語の歌詞(Time to say goodbye...)を織り交ぜたデュエット版へと再構築。原曲のロマンティシズムを損なうことなく、よりドラマティックなスケール感を持ったグローバル・アンセムへと進化を遂げました。