多くの消費者が抱く「いつ買い替えるべきか」という疑問。結論から言えば、一般的な耐用年数は着用頻度にもよるが約1〜2シーズン、洗濯回数にしておよそ100回前後がひとつの目安とされる。生地に穴が開いていないからといって数年前のものを着続けていても、本来の防寒パフォーマンスは大幅に低下している可能性が高い。
最もわかりやすい買い替えのサインは「フィット感の減退」だ。体表面から発せられる微量な水蒸気を捕らえて熱に変換する仕組み上、肌と生地の間に不要な隙間ができると発熱効率は一気に落ちてしまう。袖口や首元がダラリと伸びてしまった状態や、全体的に生地が薄くなって透けて見えるようになったら、すでに役目を終えているサインだ。表面に毛玉が大量発生している場合も、熱を蓄える空気層が損なわれている証拠と言える。