こうしたドラマの緻密な会話劇を支えているのが、ヒット作を連発する制作陣の圧倒的なクオリティだ。『愛の不時着』などを手がけた大手制作会社スタジオドラゴンや、その親会社であるエンターテインメント総合企業のCJ ENMは、登場人物のセリフひとつひとつに現代の若者心理やリアルな会話のニュアンスを精巧に落とし込んでいる。
作品内で語られるリアルな「パンマル」の応酬は、世界中の視聴者を惹きつける強力なフックとなっている。緻密に計算されたスクリプトだからこそ、視聴者は物語に引き込まれ、登場人物が口にする何気ないフレーズを真似したくなるのだ。作品のヒットがそのまま言葉の流行へと直結する仕組みが確立されている。