この秋、スクリーンを揺るがす最大の話題作として極秘裏にプロジェクトが進められていたのが、映画『子宮の恋』だ。監督を務めるのは、カンヌ国際映画祭をはじめ世界的な評価を確立している是枝裕和。そして、その苛烈な感情の揺れを全身で体現するのは、圧倒的な存在感で観客を呑み込む女優・安藤サクラだ。
二人の再タッグがもたらす化学反応は、撮影現場の段階から並々ならぬ緊迫感を漂わせていたという。関係者によれば、本作で描かれるのは言葉や倫理の防波堤をあっけなく突き破る「本能の結びつき」。是枝監督が長年温めてきたというオリジナル脚本は、静かな静寂の中に凄まじい衝動を潜ませ、観客の心臓を直接掴み上げるような仕上がりになっている。