芦田愛菜という名を一躍全国区にしたのが、2010年に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ『Mother』だ。当時、オーディションの応募対象年齢は7歳以上とされており、当時5歳だった彼女は本来ならば対象外だったという。しかし、会場に現れた彼女の異彩を放つ演技と圧倒的な存在感に、スタッフや監督は急遽設定を変更。見事にヒロインの連れ子役に抜擢された。
撮影現場では、セリフを完璧に暗記してくるだけでなく、役柄の心情を深く理解して涙を流す演技を見せ、共演したベテラン俳優陣をも唸らせた。子役という概念を覆す圧巻の演技は、視聴者の心を揺さぶり、日本中に「芦田愛菜」の凄まじい衝撃を与えたのだった。