フィギュアスケート界で着実に存在感を示しているのが、阿部慎之助監督の長女である阿部真倫(まりん)だ。幼い頃からスケート靴を履き、氷上での基礎練習に明け暮れてきた彼女は、国内屈指の練習環境と名コーチ陣の指導のもとでメキメキと実力を磨いてきた。
早朝の凍てつくリンクでのスケーティング。スピンの回転軸をミリ単位で整える反復練習。彼女を知る関係者は「とにかく滑りに対するストイックさが群を抜いている」と口を揃える。恵まれた環境に甘んじることなく、基礎の徹底に時間を割いてきたからこそ、現在の伸びやかなスケーティングが形作られた。