沢田研二を巡る言説には、一部の誤解やステレオタイプな見方が混ざり合っています。真実を理解するために押さえておくべきポイントは以下の2点です。
第1に、「テレビに出ない=引退状態」という完全な誤解です。沢田研二はあえて地上波の歌番組から距離を置き、表現の自由が確保されるライブ現場にリソースを集中させています。露出度の低さは需要の低下ではなく、彼自身の強固なアーティスト方針によるものです。
第2に、「昔のヒット曲を歌わない」という思い込みです。時期によっては新曲中心のセットリストを組むこともありましたが、現在のツアーでは『勝手にしやがれ』『時の過ぎゆくままに』『危険なふたり』などの代表曲も惜しみなく披露し、新旧のファンを歓喜させています。
【プロの結論】現在の沢田研二ライブへ行くべき人・慎重になるべき人の判断基準
昭和・平成の芸能界において、アイドルの枠を突き破ってロックの地平を切り拓いた沢田研二。老いを隠さず表現の糧とする彼の現在のステージは、どのような人におすすめできるのでしょうか。
【絶対に行くべき人】
- 「本物の生歌」と強烈なロックのエネルギーを肌で体感したい人
- 老いを肯定し、ありのままの姿で人生を謳歌する人間の強さに触れたい人
- 昭和歌謡やGS(グループ・サウンズ)の伝説的アイコンの現在進行形の姿を目撃したい人
【慎重になるべき人】
- 「20代〜30代当時の美少年ジュリー」の幻想だけをそのままステージに求めている人
- 過度なファンサービスや甘いMC、テレビ的な演出を期待している人