松田聖子の紅白キャリアにおいて最大の金字塔といえるのが、2014年(第65回)および2015年(第66回)に達成した「2年連続の大トリ(紅組・白組全体の最終歌唱者)」です。
2014年、デビュー35周年を目前に控えた彼女が歌ったのは、1996年の大ヒットバラード「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」でした。極度の緊張感が漂うなか、情感あふれる伸びやかなハイトーンボイスで歌い上げると、歌手別最高視聴率となる47.5%(関東地区)を記録。紅組をけん引する絶対的エースとしての存在感を天下に示しました。
翌2015年の大トリでは、自身の代表曲「赤いスイートピー」を満を持して披露。客席と一体となった大合唱のなか、万感の思いを込めて涙を浮かべながら歌い終えたシーンは、NHK紅白歌合戦の歴史に残る屈指の名場面として今も語り継がれています。