レターパックプラスの使い勝手を語る上で、見逃せないのが発送手段の自由度です。多くのユーザーが「ポスト投函できる」手軽さに惹かれますが、ここには運用上の大きな落とし穴が存在します。
ポスト投函の物理的限界
街中に設置されている郵便ポストの投函口は、従来型で厚さ約3cm、新型の大型投函口でも約4cm(一部の超大型ポストで7cm)に設計されています。せっかく箱型に折って厚さ6cmの荷物を作っても、「街頭ポストの投入口に入らない」という事態が日常的に発生します。無理に押し込むと封筒が破れ、事故扱いとなる恐れがあります。厚みを持たせた場合は、最初から郵便局窓口へ持ち込むのが鉄則です。
「1通から無料」で呼べる集荷依頼の強み
意外と知られていない最強の活用術が、レターパックプラス集荷依頼です。ゆうパックと同様、日本郵便のWebサイト「Web集荷サービス」または電話連絡一本で、自宅やオフィスまで郵便局員が集荷に来てくれます。追加手数料は一切かからず、600円の封筒代金のみでドア・ツー・ドアの発送が成立します。
レターパックライトは集荷対象外のため、ポストや窓口へ自ら足を運ぶ必要がありますが、プラスは「外出せず、重い4kgの荷物をプロに手渡せる」という特権を備えています。副業で発送作業を効率化したい個人事業主や、子育て・在宅勤務で家を離れられない層にとって、これ以上の費用対効果はありません。
速達に匹敵する配達日数と追跡サービスの即時性
配達スピードにおいても、レターパックプラスは普通郵便とは別格の扱いを受けます。航空機や幹線トラック輸送において「速達と同等の優先順位」で輸送ラインに乗るため、近隣県であれば翌日午前中、遠隔地であっても翌日〜翌々日には配達先に届きます。
また、封筒ごとに印字された固有のバーコード番号によるレターパックプラス追跡サービスにより、引受局から中継局、配達局、そして受取人の受領完了までリアルタイムで配送ステータスを追跡できます。取引相手に追跡番号を通知しておけば、「荷物が今どこにあるか」という配送トラブルの問い合わせを未然に防ぐことが可能です。