100均絵の具の実力検証!ダイソー・セリアと画材屋の決定的な差

100均絵の具の実力検証!ダイソー・セリアと画材屋の決定的な差

100均絵の具の実力検証!ダイソー・セリアと画材屋の決定的な差にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

家庭内で絵の具を使う際、避けて通れないのが「身体への安全性」と「衣服への付着事故」です。安価な海外生産品が多いことから、保護者の間では100均絵の具安全性に対する不安も根強く囁かれています。

国内の大手100円ショップで販売されている絵の具の品質表示を確認すると、基本的には日本の文具基準に則り、カドミウムや鉛、コバルトといった重金属を含む有毒顔料は排除されています。主成分は合成有機顔料とアクリル樹脂エマルション、水、防腐剤で構成されており、誤って肌に付着した程度で直ちに健康被害が出るリスクは極めて低く抑えられています。ただし、ヨーロッパ規格(CEマーク)や米国画材材料協会(ACMI)の「APマーク」のような国際的な完全無害認証をすべての製品が個別取得しているわけではないため、乳幼児の絵の具の舐め取りや誤飲には厳重な大人の監視が欠かせません。

そして、保護者やDIY作業者を最も悩ませるのが100均絵の具服の落とし方です。特にアクリル絵の具は、乾燥すると水に一切溶けない強固なプラスチック重合体へと化学変化を遂げます。一般的な水洗い用洗濯洗剤ではびくともしません。

もし衣服についてしまった場合は、乾燥スピードとの勝負になります。まだ濡れている状態であれば、40℃前後のぬるま湯と固形石鹸を揉み込み、繊維の奥から顔料を押し出すことで大幅に除去可能です。しかし、完全に乾燥して硬化してしまった場合は、消毒用エタノール(またはジェル状除菌ハンドソープ)を直接染み込ませ、アクリル樹脂を徐々に膨潤・軟化させる化学的手法が必要となります。歯ブラシで裏側から当て布に向けて叩き出すように作業するのがポイントですが、繊維を痛めるリスクもあるため、作業前のエプロン着用や汚れても良い服装の徹底が最大の予防策です。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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