フェンス後付け目隠しの落とし穴!強風倒壊とご近所トラブルを防ぐ鉄則

フェンス後付け目隠しの落とし穴!強風倒壊とご近所トラブルを防ぐ鉄則

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オープン外構の普及に伴い、隣家や道路との境界に建てられた開放感あるメッシュフェンスへの視線対策として、メッシュフェンス後付け目隠しを取り付ける世帯が増加しています。ところが、国民生活センターや各地の外構工事苦情相談窓口には、「設置から半年で強風にあおられて支柱がねじ伏せられた」「隣家から日当たりと風通しを奪ったとして内容証明郵便が届いた」といった生々しい被害報告が寄せられています。

建材メーカーの開発担当者は、近年のDIYブームに対して強い懸念を表明しています。「建売住宅などに標準設置されているスチールやアルミのメッシュフェンスは、風をそのまま受け流す『すき間率80%以上』を前提に構造計算されています。そこに風を逃がさない板材やパネルを取り付けると、本来メッシュをすり抜けるはずの強風が巨大な壁となって金網と支柱を直撃します。ブロックの配筋が不十分な基礎であれば、ブロックごと砕けて倒れるのは物理的な自明の理です」と指摘します。

目隠しを取り付けた直後は「素晴らしいプライベート空間ができた」と満足しても、わずか数カ月後の嵐で愛車の下敷きになったり、隣家の敷地側に倒れ込んでフェンスがへし折れたりして初めて事態の重大さに気づくケースが後を絶ちません。手軽さの裏側にある「風の物理力」を軽視したことが、まさに失敗の引き金となっています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。