インターネット上の情報では「パッションフルーツは熱帯植物だから真夏の直射日光と猛暑が大好物」と誤認されているケースが散見されます。しかし、現実は異なります。
原産地の高地気候に近い環境を好むパッションフルーツは、35℃を超える日本の過酷な猛暑下では夏バテ状態に陥り、花芽の形成を自ら停止させます。真夏に花が咲かない・実がつかないのは水不足ではなく、植物の防衛本能による休眠反応です。真夏は遮光ネット(遮光率30〜50%)を活用して西日を遮り、鉢底をレンガやスタンドで浮かせて地熱の伝導を防ぐことが、秋の収穫ラッシュを手繰り寄せる知られざる秘訣です。