御朱印帳の「顔」となる表紙作り。ここでの完成度を決定づけるのは、御朱印帳 表紙 布 貼り方における「角(コーナー)の処理」と「糊の水分コントロール」です。
表紙用の厚紙(芯材)に布を貼り付ける際は、厚紙の四辺よりも約1.5cm〜2cm大きい寸法で布地を裁断します。ちりめん生地などの薄手の布を使用する場合は、ボンドが布目を通過して表面に染み出す「糊ジミ」事故が多発します。これを防ぐため、あらかじめ布の裏面に薄手のアイロン接着芯を貼っておくのがプロの技法です。
角の折り込み処理は以下の手順で進めます。
- 厚紙の角から約2mm〜3mm(厚紙の厚み分)離した位置で、布の角を45度の角度で斜めに切り落とします。ギリギリで切ってしまうと、折り込んだ際に厚紙の角が露出してしまいます。
- まず上下の長い辺を折り込んで厚紙に圧着します。
- 角に残った小さな三角形の縫い代をヘラ先で内側へ軽く押し込み、左右の短い辺を折り返します。
この「角を包み込む2mmの余裕」を意識するだけで、市販の高級和装本と遜色ない、角の立った美しいエッジが形成されます。