シルバーマークといえば、橙色と黄色の2色に分かれた水滴型、いわゆる「もみじマーク(旧標識)」を想起する人が今なお大勢います。しかし、2011年2月以降は、4枚のハートを四つ葉のクローバーに見立てた「新マーク(クローバーマーク)」が導入されています。
警察庁関係者の説明や導入当時の記録によると、旧来のもみじマークに対して「枯れ葉のように見えて縁起が悪い」「衰えを連想させて敬遠したくなる」といった利用者の声が相次いだことがデザイン改定の主たる契機でした。新たに採用されたクローバーマークは、「高齢運転者の安全と周囲の思いやり」を意匠化し、親しみやすさを向上させています。
重要なのは、現在も旧もみじマークは使用可能という点です。道路交通法施行規則の経過措置により、旧標識も法定マークとして同等の効力を持ち続けます。「昔買ったもみじマークが自宅に残っている」という場合でも、買い替えることなくそのまま使用して何ら問題ありません。