地域住民が最も注視しているのが、命の砦である総合周産期母子医療センターの機能維持と、高度急性期医療の提供体制だ。ハイリスク分べんや新生児集中治療室(NICU)の運用は、施設統合に伴って一時的な混乱が生じないよう、極めて慎重な移行プロセスが組まれている。
がんゲノム医療、心血管インターベンション、脳卒中急性期治療といった一刻を争う分野では、症例を集約することで医療技術の質をさらに高める青写真が描かれている。分散していた専門医を一拠点に集約させることで、24時間365日の高難度手術対応が可能なチーム医療体制の確立を目指す。