交際がスタートしたのは初共演から数年が経過した頃だった。驚くべきは、週刊誌の張り込みが日常茶飯事であるエンタメ界において、ツーショット写真が一枚も撮られなかった点だ。
この徹底した秘匿性を支えたのは、二人の所属事務所の存在でもある。松坂桃李が所属する株式会社トップコートと、戸田恵梨香が所属する有限会社フラーム。共にタレントのプライベートを守り、仕事への集中を第一に掲げる大手プロダクション同士だ。二人は外でのデートを極力控え、互いの自宅を行き来する静かな時間を大切にしていた。マスコミの目を欺くためではなく、純粋に二人だけの関係を真摯に育むための「徹底したインドア主義」が、結果として完全なスクープゼロを実現させた。