高血圧治療の第一選択薬として広く処方されているカルシウム拮抗薬だが、すべての薬剤が同じリスクを抱えているわけではない。臨床で最も頻繁に用いられるアムロジピンなどは、比較的影響を受けにくい部類とされる一方、ニフェジピンやフェロジピンといった他の成分では血中濃度が数倍に跳ね上がるケースが報告されている。
しかし、「アムロジピンなら絶対安心」と自己判断するのは禁物だ。患者個人の体質や小腸内の酵素量には大きな個人差があり、製薬産業における最新データでも感受性の違いが指摘されている。循環器内科の専門医も、服薬中の果実摂取に関しては極めて慎重なアプローチを推奨している。