現在の世界的繁栄の礎は、1938年に創業者である李秉喆(イ・ビョンチョル)が設立した小さな貿易会社から始まった。当初は干物や果物の輸出、製麺事業などを手がけていたサムスングループだが、時代の波を捉えて砂糖精製や繊維産業へ進出。1960年代後半には電子産業への参入を果たし、世界市場への躍進の第一歩を踏み出した。
幾多の経済危機や激動の市場変化を乗り越え、現在グループのトップとして舵を取るのが会長の李在鎔(イ・ジェヨン)だ。先代から受け継いだ超高品質主義をさらにアップデートし、グローバル競争が苛烈を極める現代において膨大な研究開発投資を断行。次世代テクノロジーのイノベーションを先導する実力主義の経営体制を敷いている。