長男と次男が選んだ道は、イギリスの全寮制パブリックスクールへの進学だった。過熱する日本のメディア取材や好奇の目から離れ、一人の人間として誇り高く生きてほしい。そんな母・紗栄子の強い決意から始まった海外名門校留学は、息子たちの自立心を飛躍的に育む結果となった。
渡英当初は寂しさに胸を痛める夜もあったという。しかし、現地で学業やスポーツ、芸術に没頭する彼らの姿を見るにつれ、彼女の迷いは確信へと変わっていった。自ら稼いだ資金で最高の教育環境を提示する。その潔いまでの姿勢が、多感な時期の子供たちに深い信頼感を与えている。