卒園メッセージカードの作成は深い愛情を込める作業である一方、多忙な保育現場において先生たちの大きなプレッシャーになっている側面も否定できません。SNSや保育者向けコミュニティサイトのネットの反応を調査すると、現場からは切実な声が数多く上がっています。
「20人以上の園児それぞれに被らない個別エピソードを考えるのが本当に大変」「定型文になりがちで個性を出してあげられない」「保護者も読むことを意識しすぎて子供向けの素直な言葉が書けなくなる」といった悩みが毎年のように投稿されています。
一方で、卒園児の保護者側からのネットの反応には、「先生の手書きカードを見て親子で涙が止まらなかった」「小学校で不安になったとき、今でも園児時代のカードを宝箱から出して読み返している」といった感謝のコメントが溢れています。先生が何気なく書いた「あなたのここが素敵だよ」という一言が、子供にとっても親にとっても生涯の宝物になっている実態が浮かび上がります。