絶壁頭の治し方徹底解剖!大人の骨と最新対策から赤ちゃんの治療まで

絶壁頭の治し方徹底解剖!大人の骨と最新対策から赤ちゃんの治療まで

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「大人になってからでも頭蓋骨矯正サロンに通えば後頭部が丸くなる」という言説がSNSで散見されますが、形成外科医や脳神経外科医の統一見解は極めて冷徹です。大人の頭蓋骨矯正は効果あるかという疑問に対する医学的な回答は「骨の形状そのものを手技で変えることは100%あり得ない」という点に尽きます。

人間の頭蓋骨は複数の骨板が組み合わさってできていますが、成人を迎える頃には骨と骨の継ぎ目である骨縫合が強固に癒合しています。もし徒手圧迫で成人の頭蓋骨が動くのであれば、日常生活での軽微な衝撃でも脳に致命的な圧迫が生じてしまうはずです。サロン施術直後に「頭が小さくなった」「丸みが出た」と感じるケースの正体は、頭皮の血行促進による浮腫(むくみ)の解消や、側頭筋・後頭筋の筋緊張が緩んだ一時的な変化にすぎません。

では、そもそもなぜ絶壁頭になってしまうのでしょうか。絶壁頭の原因と遺伝の真相を探ると、アジア人に特有の骨格傾向(短頭型になりやすい骨格遺伝)はあるものの、後天的な環境要因が決定打となっているケースが大半です。乳幼児期の向き癖や長時間の仰向け寝による持続的な外部圧力が、柔らかい乳児の頭蓋骨を平坦形へ変形させてしまいます。さらに、後頭部が平らになるだけでなく、頭蓋骨早期癒合症などの先天性疾患が隠れている可能性もあるため、骨の形成プロセスを正しく理解することが不可欠です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。