「ChromeOSが存在しないか破損しています」という白地に警告が表示されたり、Powerwashを実行してもプログレスバーが途中で停止したまま進まない場合、ローカルストレージ内のシステム領域が物理的・論理的にクラッシュしている可能性が高くなります。通常の初期化が受け付けられない状態を打開する手段が、Google公式Chromebook復元方法です。
この復元を行うには、正常に動作する別のパソコン(Windows、Mac、または別のChromebook)と、8GB以上の空き容量を持つUSBメモリまたはSDカードを用意します。
まず、作業用PCのGoogle Chromeブラウザで「Chromebook リカバリ ユーティリティ」という拡張機能をChromeウェブストアからインストールします。ツールを起動し、不具合の起きているChromebookの型番(警告画面に表示されている文字列)を入力して、指示に従いUSBメモリに復元用OSイメージを書き込みます。
次に、障害が発生しているChromebook本体でChromebookリカバリモード起動手順を実行します。本体の電源を切り、キーボードの「Esc + 更新キー(丸矢印)」を押しながら「電源ボタン」を押し、画面にリカバリ要求が表示されたらキーを離します(タブレット型端末の場合は「音量大 + 音量小 + 電源ボタン」を長押し)。リカバリ画面が表示されたら、作成したリカバリUSBメモリを本体のポートに挿入します。自動的に整合性チェックとOSの再インストールが始まり、完了すると「復元が完了しました」と案内され、再起動後に完全なChromebook工場出荷時リセット方法が結実します。
なお、Chromebook初期化が終わらない時の詳細まとめとして現場で確認されている原因には、外付けマウスやSDカードが挿しっぱなしになっていることによるブート阻害、USBハブ経由での電力不足、内蔵eMMC/UFSストレージの書き込み寿命限界などが挙げられます。30分以上進捗が停止している場合は、一度電源ボタンを長押しして強制終了し、不要な外部周辺機器をすべて外した状態でACアダプターを直結し、再度リカバリモードを試行してください。