本誌が敢行した独占取材に応じた小日向将人は、多忙を極めるスケジュールの合間を縫って、自身の表現活動にかける情熱をストレートな言葉で語ってくれた。役作りのために徹底した役柄の背景リサーチを行うスタイルは、舞台裏でもよく知られている。今回初めて明らかになった未公開データによれば、彼は一つの役に入る際、台本に書かれていないキャラクターの生い立ちや日常の癖までノート数百ページにわたって書き出すという。
「役の吐息ひとつ、視線の動きひとつに意味を持たせたい」と本人が語る通り、最新舞台の現場でも徹底したこだわりを見せていた。共演者やスタッフへの丁寧な配慮を忘れない謙虚な姿勢と、稽古場でみせる鬼気迫る集中力のギャップに、現場の誰もが惹きつけられている。