アートトラックの歴史において、かつては4t平ボディや大型ダンプが華形とされてきました。しかし、2026年の現在、全国のチャリティ撮影会やミーティングでひときわ存在感を放っているのが2t小型トラッククラスです。なかでもトヨタダイナ デコトラ レトロ仕様の人気沸騰ぶりは目を見張るものがあります。
その背景には、実用性と趣味性の高次元なバランスがあります。普通免許(準中型免許)枠で運転できる取り回しの良さに加え、都市部の住宅街でも保管しやすいサイズ感は、プライベートでデコトラを所有したい愛好家にとって決定的な強みです。さらに、自動車系コミュニティサイト「みんカラ」の愛車紹介データやオーナーレビューを見ても、ダイナトラックやダイナルートバンは整備性の高さと頑丈な足回りで高い満足度(ユーザー評価3.38点前後)を維持しており、趣味と実用を兼ねたベース車として揺るぎない地位を築いています。
また、近年は単なるレプリカに留まらず、伝統工芸や異業種技術と融合したコンペティション仕様のダイナも登場しています。長野県塩尻市の伝統漆塗り工房「庄太郎」の代表・宮原氏が手がけた特製漆塗りシフトノブを装着したカスタムダイナや、サーキット走行を視野に入れたレーシング×デコトラ仕様など、従来の枠組みを超えた進化がファンの熱狂を呼び起こしています。