アーニャを描くうえで最大の醍醐味と言えるのが、コロコロと変わる表情のバリエーションだ。特に作中で絶大な人気を誇る「フッ…」という企み顔(ニヤリ顔)と、予期せぬ出来事に打ちひしがれた「ガーン」というショック顔は、描き方のコツさえ掴めば誰でも魅力的に表現できる。
ニヤリ顔を描くポイントは、左右非対称のパーツ配置にある。片方の口角だけを斜め上にキュッと持ち上げ、眉毛も片方だけを少し下げる。目はジト目気味に細め、瞳孔を小さく描くことで、あの独特の「企み」が漂う。一方のショック顔では、思い切って瞳のハイライトを全消去し、縦のハッチング線を頬から額にかけて入れることで、シュールなギャグ効果を劇的に高めることが可能だ。